タイ人のエアコンの使い方が謎な話

少しづつではあるが日本は日中の気温が徐々に上がってきており、エアコン（冷房）の時期が近づいてきている。
タイに詳しい人ならご存じだろうが、タイ人はエアコンが大好きだ。
電車、デパート、オフィスではキンキンに、時には殺人的にエアコンが効いている。温度設定はもちろん最強の１６度。

んで、ここまではまぁ許すとして、一番理解に苦しむのが温度調整の仕方。夏の冷房の際は、室温調整を窓の開閉で行う、ということ。（もしくは上着を着る）
tomtom「いや、温度設定上げたらエエやん」
と思うのだが、どうやらそれは日本人の発想らしい。

真冬も同じ。温度設定は最強２８度、半袖、室温調整は窓の開閉。（窓の開閉ってホンマ何？）

タイ嫁と出会う前の昔の話だが、会社の寮にタイ人研修生ＡとＢがいて部屋が近かったのでtomtomはよくタイ人研修生の部屋に遊びに行ってた。
そしたら、真冬でエアコン最強、窓全開、半袖だったので、
tomtom「タイ人おもろいな～」程度にしか思って無かった。電気代なんてどうせ会社の負担だし。

んで、今のタイ嫁と結婚し、日本で最初の同居生活を始めて初めての冬、タイ嫁もエアコン設定最強＆半袖、はまぁ許すとして、窓全開だった時はさすがに(#ﾟДﾟ)ｵﾏｴﾓｶｰ!
とは言わずに、優しく
tomtom「電気代高いからね…窓開けるのは止めようね…寒かったら服着ようね…」と子供に教えるように若干イライラを抑えながら優しく何度も諭しておいた。（たぶん）
たとえタイ嫁に「I like natural」って言われたとしても…だ。

tomtom「いや、エアコンそのものがnaturalじゃないんですけど…」とは思っても言わない。

しかし、本当に何でこんな発想なんだろうか……。もしかしておかしいのは日本人の方でタイ人の考えの方がワールドスタンダードなんだろうか…（そんな筈は無いと思うが）

日本では勤務先ではクールビズ、ウォームビズが当然だし、家庭の電気代だって気にして抑えようとする。それが通常だと思うのだが、タイでは違うのだろうか。少なくともtomtomが見てきた範囲のタイ人では、だ。

タイは高温湿潤だ。一般的には家の作りが日本とは違って開放的で気密性が低い窓も多い（最近のはそうでもないかもしれんが）。

今はエアコン使用時は窓を閉めてくれるが、相変わらず設定温度は強め。
寝るとき、夏でもtomtomは寒くて風邪ひきそうで怖いのでユニクロの冬物ダウンを着なければならない。
そんな夏がもうすぐそこまでやってきた…

 
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