永住許可申請の流れ(3):入管から生活状況の確認の電話
入管に追加提出資料を出し終えた話からの続きです。
入管から突然の電話が掛かってきた
夕方、tomtomの仕事が終わって勤務先で帰宅の準備をしていると、入管から電話が掛かってきました。
※タイ嫁は日本の電話番号を持っておらず、申請書類にはtomtomの携帯電話番号を記載して提出したため、tomtomの携帯電話に掛かってきました。
聞かれた内容は、
・夫婦の普段会話する言語は何か?
(バンコクにある語学学校に通う為にタイに帰国していたので、このような質問をされたのだと思います)
・家計の管理はどちらが主導で決めているのか?
・タイ嫁とtomtomの自由に使えるお金(要はお小遣いの額)
・tomtomは朝の自宅出発時間、帰宅時間は?
・tomtomの通勤先までの交通手段は?
・tomtomの通勤先までの所要時間は?
・結婚にあたり親族の反対は無かったか?
当たり前ですが、もちろん全部正直に応えましたよ。
かなり個人的な込み入ったことも聞かれました。その理由は、後になって分かりました。
一応、自宅に戻ってから、タイ嫁には入管から電話があったこと、どんな回答をしたか?ということは全部伝えておきました。
後になって分かったのですが、タイ嫁には伝えておいて正解でしたね。
後日、再び入管から電話
数日後、夕方(19時頃)になって再び入管の職員の方から電話があり、
入管「いま、どちらにいらっしゃいますか?」('Д')キリッ
tomtom「まだ勤務先にいるんですよ、残業してて…」( ;∀;)ドウシマシタ?
入管「そうですか、ところで…」
といって、再び質問を受けました。
そんなことを計2~3日繰り返し、
入管「いま、どちらにいらっしゃいますか?」('Д')キリッ
tomtom「さっき帰宅しました、今自宅です」('ω')
入管「奥様に代わっていただけませんか?」
ってことで、入管職員の方と、タイ嫁が電話で会話が始まりました。
横で会話を聞いていましたが、生年月日、本名、等の本人確認に始まり、来日時期、tomtomの出社時間・帰宅時間・通勤方法等を聞いているようでした。
どうやら、申請内容とtomtomが入管職員に話した内容との答え合わせをしているようでした。
会話は日本語と英語が混じったので、英語が流暢でないタイ嫁はいくつかの質問には、質問内容が理解できず答えられなかったようですが。
最後に入管職員の方が、
入管職員「Are you happy???」('Д')キリッ
って質問していたのが聞こえて、
タイ嫁が「あぁ、はい、happy」ってあんまりhappyじゃなさそうなトーンで答えたのが気になったくらいですね。( ;∀;)
電話を終えて
入管の方が電話の冒頭でtomtomの居場所を毎回確認したのは、タイ嫁と会話するチャンスを伺っていたのでしょうね。もしかしたら、込み入った話なんかどうでもよくて、本当の目的は「答え合わせ」なのでしょう。
よく、ブログで拝見する諸先輩方の記述では、入管職員の方の電話が偉そうとか、高圧的だとかいうのを見たことがありますが、全然そんなことは感じませんでした。入管職員の方の背負うミッションを考えると至極真っ当な対応だと思いましたね。
あとは、当たり前のことですが、ウソを付かない、事実をそのまま答えることが重要だと思いましたね。審査を通りやすくしようと話を盛ったり、事実でないことを言うとどこかで矛盾が出て見抜かれると思います。
結果の受領
その後、通知書と言うハガキが自宅に届きました。申請から受領まで2か月弱だったので思いのほか早かったです。(すでにお伝えした通り、無事にタイ嫁は日本の永住許可を取得できました)
ってことでタイ嫁の永住許可申請の一連の流れについて記載しました。
今後、国際結婚の夫婦で日本の永住申請を検討する方の参考になればと思い、記事にしてみました。