Sawasdee ~タイ人嫁との国際結婚の日常~

タイ人女性と国際結婚生活する上で経験したこと感じたことを書いていきます。。。。

ミャンマーのニュースを見ると思い出すこと2

翌朝、街中を歩こうとホテルから出た直後、一人の男に声を掛けられた。

男「私をガイドとして雇わないか?」
正直、若い女性ならともかく、噛みタバコで口の中が真っ赤になった男をガイドとして雇いたいとは全く思わなかった。
男も必死だった。おそらく生活が懸かっているのだろう。

結局、翌日にガイドとして雇うことにし、翌日朝ホテル前で会う約束をした。

その日は一人で地球の歩き方を頼りに街を回ることにした。

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 やがて夜になり、適当に歩いて見つけたオープンテラスのレストランで夕食を食べることにした。
ステージ上で女性が代わる代わる歌を歌っている。店員が女性を勧めてくる。あっち系のお店、、、ではなく、どうやら5ドル払って花輪を贈ると、一緒に食事に同席してくれるシステムらしかった。ミャンマー版キャバクラといったところか。

ミャンマー女性と一緒に食事、それも楽しそうだな…とは思ったのだが、ステージ上の女性がどう見ても未成年、それも中高生くらいに見えなくも無かったので、丁重にお断りしておいた。(実際成人女性なんだろうとは思いますが)

女性のミャンマーソングを聞きながら食事をしていると、隣のテーブルで食事をしていたミャンマー人にいきなり日本語で話しかけられた。
日本語を話す男「日本人?」

日本語を話す男はミャンマー人で、東京在住らしかった。
特に頼んだわけではないが証拠に日本の免許証を見せてくれ、そこには確かに「東京都~」とあった。

どうやらヤンゴンの男の所有する土地の売却の為に一時的にミャンマーに戻ってきたようだった。
日本語を話す男「オレ日本に住んでるでしょ?政府が持ち主のいない間に勝手に国のものにしちゃうってことがあり得るからさ」
日本だったらそんなことあり得ないだろうと思うのだが、ミャンマーではあり得るらしかった。

日本語を話す男「この国には色々問題があるの知ってるでしょ?」

男は周囲に日本語が分かる者がいないのをいいことに政府への文句も喋り始めた。

この国は一見穏やかのように見えるが、人々の失望や諦め、不満の一面を垣間見た気がした。 

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ミャンマー版キャバクラ。隣のテーブルでは店の女性を席に着けていた

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